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総括『ボバ・フェット』最終話に寄せて③

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総括『ボバ・フェット』最終話に寄せて③

 

今回は「ボバ・フェット」全1〜7話の総括です。

 
いろいろと難癖は付けられるとは思いますが、
シークエル・トリロジー(『フォースの覚醒』『最後のジェダイ』『スカイウォーカーの夜明け』)より、格段の出来だと私は思いました。
応援して、みんなで育てていくことも大事~(^^)v
 
猫さん、

本当にその通りだと思います!

 

シークエル・トリロジー(2015・2017・2019)で失墜したディズニーSWを、

ジョン・ファヴローは『〜夜明け』たった数週後の2019年内に

「マンダロリアン」(〜2020)シーズン1で挽回した復権の立て役者。

のみならず、

2020〜2021の「マンダロリアン」シーズン2で、

SW世界でも脇道話だと思っていた本作を、

意外や本流/本筋に帰結させたことにオドロキ。

 

この人は間違いなく本物だと確信に至った。

 

だからファヴロー続投で『マンドー』シーズン2とシーズン3の中継ぎ役を果たす、

『ボバ・フェット The Book of Boba Fett』は、

当初から“つなぎ役”を担わされていただけで、

これに完璧作や頂点クオリティを望む方がどうかしている。

 

最終7話の振り切れなさに、

監督のロバート・ロドリゲスのせいだと決めつけるのは、

ちょっとどうかと思う。

 

最近は、まともな作品にも至らぬ点を見つける間違い探しや、

不出来の責任を誰かに押しつける犯人捜しがはびこっているが、

『最後のジェダイ』(2017)の

ライアン・ジョンソン監督のように、

相手がファンやマニアに悪意や敵意を抱いていたり、

ディズニー体制になってからのルーカスフィルム新社長、

キャスリーン・ケネディの選択や決断がことごとく外れまくりで、

その理由はSWやファンやマニアを置いてきぼりで、

自己保身だけを最優先させたからだった。

 

こうしたSWを裏切る破壊者ばかりがはびこっていたところに、

救世主のように現れて、

SWを救い、未来に希望をつなげてくれているジョン・ファヴローは、

ファンやマニアに愛情と好意しか持っていないのが伝わって来るから、

私は全面の信頼を置いているし、

この人には好きなようにやらせるべきで、

へたに指図やチョッカイを出すべきではないと考える。

 

これに関連して、

ちょっと私事(わたくしごと)になるが、

最近の私の心境の変化について。

 

 

たしか「ボバ・フェット」の2話を見終わった後か、

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の初回鑑賞後のどちらかで、

こんな夢を見た。

 

私は教員時代に戻り、

生徒のキャンプ(林間学校?)に同行するのだが、

生徒たちにはある課題が課せられていて、

その課題を教員も課されていると、

たしか全校集会で担当の先生が申し渡していた。

 

しかし日々の業務に忙殺され、

全く課題をこなせないままキャンプ当日を迎えてしまい、

生徒たちには作業を任せっきりで、

人目を避けた場所で、あわてて課題に取り組もうとした。

 

そこでふと我に返る。

教師にまで課題を課すというのは、

生徒への脅しに過ぎず、

実際には試されることなどないのでは?

それにそもそも、この与えられた状況は夢ではないのか?

 

こうして重荷から解放されて、

自分は長年にわたり、

「こいつらには任せられない。自分でやらなきゃダメだ」という、

屈折した使命感に縛られ続けていたんだろうと、

ようやくにして気がついた。

 

それが「ボバ・フェット」では、

SWはジョン・ファヴローに任せておけば大丈夫

『ノー・ウェイ・ホーム』では、

スパイダーマンは、これだけの脚本陣と企画ブレーンがいれば安泰だ

——と判明して安心し、義務感から解放されたんだなと。

 

「ボバ・フェット」に話を戻すと、

これまで脇役で出番もセリフも少なかったボバ・フェットが、

主役に昇格してキャラ変し、

セリフも多けりゃ性格も劇変することに文句を言ってた、

旧来からのボバ・フェット専属ファンも多いらしいが、

主役に据えてドラマを進めるとなったら、

キャラ変もセリフ量の変更も当たり前じゃないか、

『帝国の逆襲』(1980)『ジェダイの帰還』(1983)のままのキャラ設定で、

ボバを主役に据えたドラマが成り立つはずなどなかろうにと感じていた。

 

また、悪人(アンチヒーロー)だったボバが善人(ヒーロー)に寝返ったことに不満な人には、

私がコロナ入院から生還し、第二の人生チャンスを与えられたら、

以前にやっていたことをくり返すのではなく、

せっかくもらったチャンスを生かしたい、

という思いや願いは、

サルラックの大穴から抜け出して、

セカンドチャンスに賭けるボバの「以前と同じ雇われ仕事はまっぴら」と、

新たに建設的な道を模索する姿と大きく重なった。

 

ほんと、前と同じで、

ブログ書くだけで満足してちゃダメなんですよ。

 

今日はここまで。

 

 

 

 

 

 

 

 


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