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『パンケーキを毒見する』(2021)

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『パンケーキを毒見する』(2021)

MOVIXさいたま 2021/8/1 シアター⑥ D-9

 

『毒』ではなく、『毒』です。

 

川口/浦和/大宮のシネコン競争は、

どうやらMOVIXさいたまの一人勝ちではないか?

 

8/1のファーストデイも、

観客はぎっしりで、コロナ対策どこへやらで全席フル使用。

 

でもって割引がイオンシネマなら1100円なのに、

ここは全作品1200円。

むび

それでも客は入ってる。

 

となりの浦和駅パルコ内のユナイテッドなんか、

ゆな

激混み状態に出くわしたことは、ついぞない。

 

 

同日は先に観た『竜とそばかすの姫』も満足、堪能したが、

『パンケーキを毒見する』は、まったく別の観点で堪能でき、

時折思わず、「うん、うん」と同意の頷きを声に出していた。

 

そもそもはマイケル・ムーア監督の

『ボウリング・フォー・コロンバイン』(2002)に始まり、

華氏911』(2004)、
シッコ』(2007)

華氏119』(2018)

等々を見るたびに、

「何で日本ではこういう映画が公開されないのか!」と思っていたら、

『太陽の蓋』(2016)あたりからようやくチョボチョボ出始め、

いいゆy

 

『主戦場』(2019)

 

『新聞記者』(2019)

 

『i -新聞記者ドキュメント-』(2019)

 

『れいわ一揆』(2020)

 

等々の、単館もしくは、公開館数が少ない作品を見続けて来て、

公開規模の大きな、

一般娯楽作品なんかより、

よっぽど重要で濃密な鑑賞を続けて来た。

 

映画秘宝なんかは、

マイケル・ムーア作品ばっかり紹介せずに、

こうした邦画を紹介するべきなのに、

編集陣ももちろん、

ライター陣ものきなみボンクラ揃いで、

上記作品をベストに挙げる人はほとんどおらず、

反対にトホホに挙げて冷笑していたから始末に負えない。

 

本作『パンケーキを毒見する』も、世間一般には黙殺されそうだが、

めざとい観客はしっかり劇場に足を運び、

私の鑑賞当日も、ほぼ満席だった。

 

これは第二次安倍政権以来ずっとそうだが、

政府に都合の良い情報ばかりがテレビや新聞で報じられ、

総理や与党政権に不都合な真実は報じられない。

 

だから、総理、与党自民党とその国会運営、

政策の数々の実態を知るには、

『パンケーキを毒見する』のような映画を、わざわざお金を払って見るしかない。

 

これはつまり、ただでタレ流される情報に踊らされてはいけないと言うこと。

 

皆様もぜひ、『パンケーキを毒見する』をご覧になって、

少しでも目を冷まさないと、

自分の身は自分で守れませんよ。

 


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