日本語化への懐疑/誰も知らないスター・ウォーズ
このブログでの、
「誰も知らないスター・ウォーズ」記事展開は、
- 誰も知らないスター・ウォーズ①
- 誰も知らないスター・ウォーズ②
- 誰も知らないスター・ウォーズ③
- 誰も知らないスター・ウォーズ④
- 4人の証人/誰も知らないスター・ウォーズ
- 誰も知らないスター・ウォーズ⑤
- 誰も知らないスター・ウォーズ⑥
- 誰も知らないスター・ウォーズ⑦
- 誰も知らないスター・ウォーズ⑧
- 【定例まとめ】誰も知らないスター・ウォーズ⑨
- 誰も知らないスター・ウォーズ⑩
- 誰も知らないスター・ウォーズ⑪
- 誰も知らないスター・ウォーズ⑫
- 誰も知らないスター・ウォーズ⑬
———でもわかるように、
自著本文からの分載が4回続いたところで、
まとめや補足記事を1回差し挟む構成になっている。
最近は、本記事へのリアクションも「いいね!」ばかりで、
コメントもほとんどなく、
いわばコトコト煮込む、完全な下火状態。
読者の皆さんは、
すっかり私の独走暴走にお任せ状態のようだが、
どっこい、私の記述だって、
ミスや勘違い、
思い違いや記憶違いが皆無ではないことを、
今日の記事では示しておこう。
2021年年明け早々の1月4日、
アメブロの個人メッセージから問い合わせがあり、
1980年の『帝国の逆襲』の、
地方公開がメインだった、
日本語吹替版の再現映像復元を目指しておられる、
からの問い合わせで、
日本語表示だったオープニングクロールの再現に意見や感想を、
との主旨だったため、
「当時の思い出なら任せなさい!」と知ったかぶりを決め込んだ。
ところがシュウさんは、
「前にご自身が『吹替洋画劇場』で書いていた内容と異なる情報ですが…」
と恐縮気味に問い直された。
あれえ、そうだっけ?
ヘンだなあ、おかしいなあ。
細かな経過は、
シュウ氏のブログで…
- スター・ウォーズ 帝国の逆襲 日本初公開版<日本語吹替>オリジナルクロール(再現)(2020-12-20)
- 備忘録「スター・ウォーズ帝国の逆襲」日本公開版復元計画 連載その1<幻影の日本語版>(2020-12-27)
- 備忘録「スター・ウォーズ帝国の逆襲」日本公開版復元計画 連載その2<クロール文の字体>(2020-12-28)
- 備忘録「スター・ウォーズ帝国の逆襲」日本公開版復元計画 連載その3<新たなる発想!>(2020-12-29)
- 備忘録「スター・ウォーズ帝国の逆襲」日本公開版復元計画 連載その5<タイトルを検証>(2021-01-06)
- 備忘録「スター・ウォーズ帝国の逆襲」日本公開版復元計画 連載その6<序文の検証>(2021-01-07)
- 備忘録「スター・ウォーズ帝国の逆襲」日本公開版復元計画 連載その7<サブタイトル検証①>(2021-01-09)
- 備忘録「スター・ウォーズ帝国の逆襲」日本公開版復元計画 連載その8<サブタイトル検証②>(2021-01-10)
- 備忘録「スター・ウォーズ帝国の逆襲」日本公開版復元計画 連載その9<サブタイトルの検証③>(2021-01-10)
- 備忘録「スター・ウォーズ帝国の逆襲」日本公開版復元計画 連載その10<サブタイトルの検証④>(2021-01-11)
- 備忘録「スター・ウォーズ帝国の逆襲」日本公開版復元計画 連載その11<サブタイトルの逆襲>(2021-01-11)
———と言いたいところだが、
記事内容が細分化しており、
途中経過がミステリー調で綴られているのは楽しいが、
「で、結果は?」と気短な読者には事細かな追跡もつらそうだから、
かいつまんで本記事の主旨を伝えれば、
以下のようになる。
結論から言うと、
『帝国の逆襲』の1980年日本公開版プリントは、
冒頭の
「昔々、」
から
タイトルの黄文字
「スター・ウォーズ」
そしてそれに続く、
「反乱軍の苦闘は続いていた…」
※訳文は異なる可能性があります
等は全て、
オリジナルの英語表記ではなく、
追加の字幕表示でもなく、
すべて映像内で日本語表示に置き換えられていた。
でもって、
シュウさんの興味関心の的は、
EPISODE V
の日本語置き換えは、
「エピソード5(V)」だったのか「第5(V)話」だったのか、
だったんですが、
上書きされた記憶をシュウさんの御指摘で修正していくうちに、
話数に相当する表記は、
日本公開版プリントには存在しなかったことを思い出した。
なにしろ『帝国』鑑賞冒頭の、
当初の壮大な話数構想とは?
『帝国の逆襲』の冒頭に、エピソード5(第5話)と出たのは、当時の観客には衝撃だった。では前作『SW』はエピソード4ということになるのか、そして『帝国の逆襲』に相当する前作の副題はなにか、といった興味と共に、ならばSWシリーズは、全部で何話になるのかという新たな疑問を誰もが抱いた。
オリジナル英語版アメリカ公開プリントを鑑賞した人だけで、
日本で『帝国』を劇場鑑賞した人には、あてはまらなかったのである。
忘れていた大事なことを、
シュウさんに思いがけず思い出させていただきました。
今後の展開は、
同氏のブログでご追跡下さいませ〜。
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