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日本語化への懐疑/誰も知らないスター・ウォーズ

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日本語化への懐疑/誰も知らないスター・ウォーズ

 

このブログでの、

「誰も知らないスター・ウォーズ」記事展開は、

———でもわかるように、

自著本文からの分載が4回続いたところで、

まとめや補足記事を1回差し挟む構成になっている。

 

最近は、本記事へのリアクションも「いいね!」ばかりで、

コメントもほとんどなく、

いわばコトコト煮込む、完全な下火状態。

 

読者の皆さんは、

すっかり私の独走暴走にお任せ状態のようだが、

どっこい、私の記述だって、

ミスや勘違い、

思い違いや記憶違いが皆無ではないことを、

今日の記事では示しておこう。

 

2021年年明け早々の1月4日、

アメブロの個人メッセージから問い合わせがあり、

1980年の『帝国の逆襲』の、

posuta

地方公開がメインだった、

日本語吹替版の再現映像復元を目指しておられる、

シュウさんのブログ

からの問い合わせで、

日本語表示だったオープニングクロールの再現に意見や感想を、

との主旨だったため、

「当時の思い出なら任せなさい!」と知ったかぶりを決め込んだ。

 

ところがシュウさんは、

「前にご自身が『吹替洋画劇場』で書いていた内容と異なる情報ですが…」

と恐縮気味に問い直された。

 

akaire

 

 

あれえ、そうだっけ?

ヘンだなあ、おかしいなあ。

 

細かな経過は、

シュウ氏のブログで…

———と言いたいところだが、

記事内容が細分化しており、

途中経過がミステリー調で綴られているのは楽しいが、

「で、結果は?」と気短な読者には事細かな追跡もつらそうだから、

かいつまんで本記事の主旨を伝えれば、

以下のようになる。

 

結論から言うと、

『帝国の逆襲』の1980年日本公開版プリントは、

冒頭の

「昔々、」

から

タイトルの黄文字

「スター・ウォーズ」

そしてそれに続く、

「反乱軍の苦闘は続いていた…」

※訳文は異なる可能性があります

等は全て、

オリジナルの英語表記ではなく、

追加の字幕表示でもなく、

すべて映像内で日本語表示に置き換えられていた。

 

でもって、

シュウさんの興味関心の的は、

EPISODE V

の日本語置き換えは、

「エピソード5(V)」だったのか「第5(V)話」だったのか、

だったんですが、

上書きされた記憶をシュウさんの御指摘で修正していくうちに、

話数に相当する表記は、

日本公開版プリントには存在しなかったことを思い出した。

 

なにしろ『帝国』鑑賞冒頭の、

以下のようなオドロキは、

当初の壮大な話数構想とは?

『帝国の逆襲』の冒頭に、エピソード5(第5話)と出たのは、当時の観客には衝撃だった。では前作『SW』はエピソード4ということになるのか、そして『帝国の逆襲』に相当する前作の副題はなにか、といった興味と共に、ならばSWシリーズは、全部で何話になるのかという新たな疑問を誰もが抱いた。

 

オリジナル英語版アメリカ公開プリントを鑑賞した人だけで、

日本で『帝国』を劇場鑑賞した人には、あてはまらなかったのである。

 

忘れていた大事なことを、

シュウさんに思いがけず思い出させていただきました。

 

今後の展開は、

同氏のブログでご追跡下さいませ〜。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

——

 

 

 


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