本日のおつとめ
2020/10/22
今日の本題は、
「アンダードッグ」の意味とは?鑑賞記〈その2〉
に次ぐ〈その2〉は、
タイトルの「アンダードッグ」について深掘りを。
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実は私は英語が本職なくせに、
アンダードッグという単語に不案内だった。
今回あらためてチェックして、
2011年07月19日の、
この記事(祝なでしこジャパン優勝/キーワードはアンダードッグ)で、
まさにアンダードッグに触れていたので、
以下に抜粋部分を再掲しよう。
(パープル太字)
さて、タイトルのアンダードッグ(underdog)ですが、どういう意味でしょうか?
犬以下の存在だから、「負け犬」?
でも負け犬は、たぶん loser じゃないの?
この記事で、以下の記述が。
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Known as Nadeshiko -- or beautiful flower in Japanese -- the women's national team has been the underdog throughout this year's tournament.
通称なでしこジャパンは、今年のトーナメントでは決して優勝候補に名前が挙がらなかった。
----程度の意味で、underdogは「弱小チーム」のつもりで使っているらしい。
しかし、このサイトを読んで、なるほど!
アンダードッグとは「負け犬」ではなく、伏兵とかダークホースのように、まるで勝ち目がないような者が、強敵に勝利することを指す。
ということは、勝つという結果までを含めた言葉で、「負け犬」や「敗退者」という意味ではない。
そこで思い出した。
ティム・エルドレッドと、伊藤秀明氏のインタビューをとった後、『宇宙戦艦ヤマト』を最初に見たとき、何に一番しびれたかというと、「アンダードッグ・シチュエーション」だと、ティムが言ってたことを。
それまで、アンダードッグという言葉を聞いたことがなかったので、別の言葉で置き換えてもらい、その場ではわかったつもりになってたが、今日改めて、なるほどと思い出した。
強大なガミラス艦隊に、
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たった1隻で立ち向かい、最後は勝利を収めるヤマトこそ、
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アンダードッグ・シチュエーションの模範例というわけですな。
先述のサイトで、アンダードッグの逆の言葉は、
play it safe、つまり「守りに入る」とか、「安全策に終始する」「無難にこなす」だと知って、これまた、なるほど。
(再掲終わり)
とまあ、こういう認識で、
映画『アンダードッグ』を鑑賞したわけですが、
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私の「アンダードッグ」という言葉の認識
=アンダードッグとは「負け犬」ではなく、伏兵とかダークホースのように、まるで勝ち目がないような者が、強敵に勝利することを指す。
ということは、勝つという結果までを含めた言葉で、「負け犬」や「敗退者」という意味ではない。
は、
イマイチ映画の描かんとしていたその言葉の意味とは、
ズレがあるようでして…。
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そこで帰宅後に、
改めて“underdog”をネットで検索、
どうやら、かませ犬が最もあてはまるらしい。
そもそも「かませ犬」という日本語もなじみがないのでは?
ニコニコ大百科では、
かませ犬とは、闘犬用語で若い闘犬に自信をつけさせるために噛ませる犬のことを指す。
また、上記の闘犬用語から漫画やアニメなどで主役格や敵の強さを際立たせるためのやられ役、引き立て役のことを言う。
敵だったキャラクターが味方になると、新たに現れた敵のかませ犬役になることが多い。
歴史は古くはては三国志から平家物語から山のようにいる。
各媒体の受け手(読者)に対しヒーローが「燃え」を、美少女が「萌え」を提供するの同じ様に、かませ犬とされるキャラクターは読者に「優越感」と「侮蔑・嘲笑」そして時々「同情」を提供する。
かませ犬(かませいぬ)とは、本来は闘犬において調教する犬に噛ませて自信を付けさせるためにあてがわれる弱い犬のことである。他の通称としてアンダードッグ(Underdog)がある。
若い闘犬には、まず弱い犬をあてがい、その犬を十分に噛ませることで勝つ味を教える。しかし若い犬は戦い方がわからず、うまく噛めないこともあるため、そういう場合には弱い犬の口を縛ったりする例もあるという。往々にして、闘犬を引退した老犬がかませ犬として使われる。
ここから転じて、スポーツ・格闘技において選手やチームの調整のためや華々しい勝利を観客に見せ付けるために、意図的に対戦させる実力の劣る相手や、フィクション作品において主人公または強大な敵役の強さを見せ付けるためのやられ役を指すようになった。映画『ロッキー』におけるチャンピオンアポロ・クリードに対するロッキー・バルボアのような立場が想定される。
といったところで、
若干映画『アンダードッグ』の内容をほのめかしてしまいかねないため、
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今回はここまで。
人生は一生勉強だ!
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