『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』IMAX
2020/4/1 TOHOシネマズ日比谷 スクリーン4 C列−18番
4月1日に都内に出たのは、
『はちどり』(4/25公開予定)という映画の最終試写のためだった。
開映から2時間も余裕をもって家を出るも、
途中で油断して秋葉原などに寄り道をしたら、
六本木の試写室にギリギリ間に合わず。
またしても、
そこで映画の日で混雑を覚悟で、
IMAX上映の『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』に挑む。
昼過ぎの館内はしかしガラ空き。
レーザーIMAXに慣れた身からすると、
ピントが激アマな感じの旧来IMAXはけっこうつらく、
画面サイズも音響も控えめで、
「これでIMAX?」が正直な感想。
作品自体は、
関連前作『スーサイド・スクワッド』(2016)
を未見でも理解できるようになっており、
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)鑑賞時に、
「この人誰?」だった、
シャロン・テート役のマーゴット(マーゴ)・ロビーが、
『スーサイド〜』と本作のハーレイ・クイン役だったと今さらようやく知る。
『スーサイド〜』公開2016年に、
当時の火曜日の「アッパレやってまーす!」で、
映画の見方がちょっと独特な吉木りさが、
↑画像右端は当時新加入だった久松郁実
↑(左)ズーランダー吉木りさ(中)アバター篠﨑愛(右)ビリギャル久松郁実
「渋谷には、ハーレイ・クインがあふれかえるのでは」と予想していた。
(検証してませんが外れたと思います)
さて、そのハーレイ・クインが主役の本作、
アメリカ本国での風当たりは強く、
最近流行りのフェミニズム思想が反発された結果らしい。
SWシークエル『フォースの覚醒』『最後のジェダイ』『スカイウォーカーの夜明け』
『キャプテン・マーベル』(2019)
等々、やたらと強い女性が主人公の映画が連続公開された反動で、
その手の映画への抵抗運動が起きてるらしい。
しかしDC映画としては、
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)両作で、
ザック・スナイダー監督のやらかした穴を埋めるべく、
『ワンダー・ウーマン』(2017)から復調してきた経緯もあり、
そうやすやすと駄作を公開はしない体制は整えられてるだろうに。
『はちどり』の試写も見逃し、
わざわざ都内に出たのを無駄足にしまいと、
ならば『ハーレイ・クイン』の出来具合を自分の目で確かめなければと、
3/20の公開開始からはだいぶ遅れたが、
ようやく鑑賞。
IMAX効果こそわずかだったが、
他は無難に進み、
- 遊園地などの舞台設定にこなれのない部分が散見したり、
- アクションシーンで、いつローラースケートに履き替えたのか
- ハントレスのバイクで引っ張る場面
——等々がちょいとご都合過ぎてもたつくが、
それ以外に致命的な欠点もなく、
反対に突き抜けて傑出した部分もないけれど、
十分に及第点をあげられる。
逆に言えば、どうして本作への風当たりがやたらと強いのかわからない。
そりゃあ『ジョーカー』みたいな、
空前の傑作にはとうてい及びませんが、
4年前の『スーサイド〜』を無駄撃ちに終わらせず、
派生作品につないで延命させた心意気は買ってあげていいんでは?
ところで原題で順序の逆転した、
Birds of Prey (and the Fantabulous Emancipation of One Harley Quinn)
↓
『Harley Quinn: Birds of Prey』
バーズ・オブ・プレイとは猛禽(もうきん)類、
つまりワシとかタカのような捕食鳥類の総称で、
動物のRodent=齧歯(げっし)類、
ネズミやウサギの総称みたいな、英語圏特有の動物の括(くく)り方で、
スタートレックの同名のクリンゴン/ロミュラン宇宙艦とは無関係です。
そんなこんなで、
映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』
の評価は、ご覧になる方のご判断にお任せします。