ホントは先週が最終話だったが、
今週も「おまけ」回の放送(特別編「そしてタイガがここにいる」2019/12/28)があり、
総括もそれに合わせた、
ウルトラマンタイガ
2020年は「ウルトラマン クロニクル ZERO & GEED」
「タイガ」は後半でいくぶんドラマが「見られる」レベルに向上したが、
それでも「ながら視聴」が続き、
「オーブ」
「ジード」
「R/B(ルーブ)」
のように、画面に集中しなかった。
文芸面の質の落ち込みが著(いちじる)しい。
脚本は
——の9名だが、「これぞ」の特筆エピソードが見あたらない。
※個人の感想です。
E.G.I.S.(イージス)のメンバーは全員、
宇宙人や怪獣と過去の因縁があった「訳あり」集団だが、
旭川ピリカ(吉永アユリ)の時に、
- E.G.I.S.のオペレーター。23歳。オフィスからヒロユキやホマレをサポートする他、サイバーセキュリティ業務も一手に引き受けている。
- その正体は、ウーラーの活動を止めるために宇宙に放ったエオマック星の科学者が開発した、怪獣の生命活動を停止するデバイスを搭載したアンドロイドの1体 ピリカ03であった。姓の旭川は、地球で生活するためにカナによって名づけられた。
「宗谷ホマレ(諒太郎)は?」
- E.G.I.S.の実働隊員。25歳。血液型はO-X。任務の遂行に忠実で契約外のことには関わらない主義だが、心根は兄貴肌でヒロユキをサポートする。
- その正体は、かつて街の最強宇宙人ギャングとして名を馳せた宇宙人である。姓の宗谷は、地球人として生活するためにカナによって名づけられた。ヒロユキとピリカには正体を隠していたが、マジャッパ戦後に告白する。
- ——と見過ごしているくらい、テキトーに見ていた。
『劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』の脚本も、
林壮太郎と中野貴雄だそうで、
ちょっと先が思いやられる。
『劇場版X』がアタリ。
『劇場版オーブ』がハズレ。
『劇場版ジード』がアタリ。
『劇場版R/B』がハズレ。
と交互だったので、
今回はアタリのはずだが…。
話を戻して、
テレビ「タイガ」に正義のウルトラマンは3人5種類登場するが、
トライスクワッド
タイガ
タイガフォトンアース
タイガトライストリウム
最終25話、トレギアはトライストリウムの姿にタロウの面影を見取るが、スーツ自体は変わらない。
クワトロスクワッド?の武器使用形態も以前のまま。
タイガトライブレード
タイタス
フーマ
ドラマとの関連が乏しく、
かろうじてニセウルトラマンベリアルだけ、
「手が黄色くてバナナみたい」は秀逸だった。
それと、最終話で宇宙人との共存の道が示されたのは、
- コスモスが示した癒やしの精神
- メビウスで常態化した、ウルトラマンの正体の露呈
——に次ぐ、画期的展開ではあった。
それでもドラマの弱体ぶりは、
なにしろタイガはタロウの息子なので、
父に倣(なら)って、
作品の質を下げたのかと疑うほど。
「ウルトラQ」からの元祖ウルトラ組としては、
「タロウ」
「80(エイティ)」の凋落ぶりには落胆したが、
「タロウ」「80」イメージダウンの元凶には、音響の軽々しさも挙げられよう。
タロウの必殺技前の、唇を奮わせるような「ブリュウッ!」だとか、
80のアクションのフリの「シュポッ!」とかのセンスが最悪で耐えがたい。
脱線したが、
とにかく「タイガ」には乗り切れませんでした。
トレギアとの劇場版での決着と、
最終25話で爆発したけど、どうせ生きてるでしょ?
2020年の、5人のオリンピックウルトラマン=ウルトラマン1/2/3/4/5?に期待します。
- ウルトラマンワン
- ウルトラマンツー
- ウルトラマンスリー
- ウルトラマンフォー
- ウルトラマンファイブ