『スカイウォーカーの夜明け』IMAX 2D
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2019/12/20 池袋グランドシネマ J-14
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「イヤな予感しかしない…」
不安材料ばかりが渦巻き、
アメリカでプレミア上映に参加したファンの感想も
「泣けた」等、おおむね好評な一方、
YouTube動画の映画レビュー常連はしかめ面。
一番手厳しいのは、
Rotten Tomatoes（ロトゥン・トメイトウズ）の
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56〜57％（記事の書き始め）のプロ批評家の支持肯定で、
『最後のジェダイ』の時の、
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プロ＝高評価、一般＝低評価と状況が逆転している。
「これはキツそうだなあ。ま、ネタバレが蔓延する前にみとくべ」
と、席確保の関係で、３Dではなく２DのIMAXで『スカイウォーカーの夜明け』を鑑賞。
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Yahoo!映画レビューは公開前から『ルパン三世 THE FIRST』同様に☆1つ評価があふれ、
鑑賞直前に、昨晩深夜や、本日アサイチの感想をチェックすると、
「レビューはありません」と表示される異常事態。
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おそらくタイトルにネタバレ内容をさらす愉快犯が多発したんだろう。
さて、実際に観た感想は？
（ネタバレはありません）
よくぞ『最後のジェダイ』の崩壊から建て直し、
見事にまとめ上げてくれました。
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情報漏洩であらかじめ知ってる話なのに、
感動してしんみり涙が出ました。
私は☆5つ評価です。
思うに、『フォースの覚醒』のおおむね高評価は、
「観客が見たいものを見せてくれたから」であり、
プリクエル・トリロジーへの反発は、
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オリジナル・トリロジーから観客が期待するSWを、
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クリエイター／創始者本人たるジョージ・ルーカスでさえが、
満足に見せてくれなかったことへの不満に起因している。
最初のSW（後の副題『エピソード４ 新たなる希望』）の感想は、
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「１年待って、こんなもん？」
次の『帝国の逆襲』だけは、
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「こういうSWが見たかった！」
３年後の『ジェダイの復讐（当時邦題）』は、
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「俺はこんなものを３年も待ち焦がれてきたのか？」
1999年の『エピソード1 ファントム・メナス』は、
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ライターの同僚から、
自分の1983年とまったく同じ、
「こんなもののために…」と言う感想をもらった。
2002年の『クローンの攻撃』は、
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当時ルーカスフィルムの社員だったスティーブン・サンスイートのはからいで、
サンフランシスコのコロネという劇場で、
ジョージ・ルーカスと同時に社員向けの初回を見た。
前半は乱調だったが、後半のジェダイの大軍の登場で持ちなおした。
2005年の『シスの復讐』も
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前半は乱調気味のドタバタだったが、
さすがに終盤は見応えがあった。
思うに『最後のジェダイ』へのファンの猛烈な反感は、
「こんなSWは見たくない」ばかりを押しつけられたからだった。
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もうほんと、
神経を逆なでするような「迷」場面ばかり。
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というわけで『スカイウォーカーの夜明け』も、
ダダ漏れのリーク情報だと、
「そうなったらイヤだなあ」という『最後のジェダイ』臭がただよっていたが、
最終本編からはきれいにぬぐい去られていて、
「こういうSWが見たかったんだよ」にきれいに修正されていた。
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それと『フォースの覚醒』以来、
毎回カイロレン役のアダム・ドライバーばかりが評価されてるが、
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対比としてのレイ（デイジー・リドリー）があってこそなので、
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私は顔のひん曲がったキアヌ・リーブスの出来損ないみたいなドライバーよりも、
リドリーの全てを絶賛したい気持ちである。
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ネタバレなしで語れるのはこんなところまで。
また周辺事情の追跡はボチボチと重ねて参ります！