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『アド・アストラ』初のしくじりIMAX宇宙映画

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『アド・アストラ』IMAX

2019/9/21 グランドシネマサンシャイン スクリーン12 G-18

 

 

たった2週間限定公開の

『ブレードランナー ファイナル・カット』IMAX鑑賞記が、

上映終了後になってしまった反省から、

DORO☆OFFの1日目で東京に出たので、

9/21のアサイチで、

『アド・アストラ』を鑑賞。

 

 

IMAXの宇宙映画にハズレなし

 

思い起こせるだけでも、

『ゼロ・グラビティ』(2013)

zaza

その1

その2

その3

 

インターステラー』(2014)

sutera

 

ライフ』(2017)

 

ファースト・マン』(2019)と、

 

ついでに『2001年宇宙の旅』(1968)まで、

宇宙映画のIMAX上映にハズレはなかった。

 

『インターステラー』と「隠れつながり」の

『オデッセイ』(2015)は見逃したが、

後にテレビ放送で見て、IMAX版ならさぞかしと悔やまれた。

 

広義で言えば、

プロメテウス』(2012)

eye

スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)

とくてん

『スター・トレックBEYOND』(2016)

144

いるし

ローグ・ワン』(2016)

最後のジェダイ』(2017)

ハン・ソロ』(2018)

——等も含まれようが、

そちらのIMAX効果は、正直さほどでも…。

 

IMAX初のしくじり宇宙映画

 

さて、いよいよ『アド・アストラ』本編だが、

公開間際の予告編でこの作品を知り、

これまでのIMAX宇宙映画の秀作揃いから、

今回も間違いなさそうと踏んだのだが……。

 

ダメでした。

しくじってます。

 

(※以下、内容に触れています/パープル文字)

 

ブラッド・ピットは、

海王星で行方知れずになった父(トミー・リー・ジョーンズ)を訪ねに行くのだが、

その旅はすんなり行かず、

途中で何度も妨害が入る。

それはしかし本筋ではないため、

メインの話だけでは上映時間が稼げないから、

水増ししてるんだなと見透かされてしまい、大いにシラケる。

結局、最後は大爆発の爆風?で窮地が救われるが、

それが冒頭にサージ電流を引き起こした、

物質/反物質の接触反応なのか、

核爆発なのか、

伝播物質のない宇宙で、

爆発の余波はどう伝わるのかはさっぱりわからない。

 

他の宇宙映画とはやり方を変えているのだけはわかるが、

それがうまく行ったとは思えない。

 

ブラッド・ピットは、

つい先日の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

に続く主演だが、

今回は焦点がぼけまくり、

これなら『デッドプール2』(2018)の方がいいくらい。

 

『アド・アストラ』という題名もわけわからんし、

202

↑アストラのアド(広告)=アストラ・アド

 

ジェームズ・グレイ監督の過去作はどれも未見だが、

寝落ちしなかったのだけは認めよう。

 

音楽のマックス・リヒターは評価できる。

 

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