ダンスウィズミー
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2019/8/25 イオンシネマ越谷レイクタウン スクリーン5 D-6
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矢口史靖監督作を何年ぶりかに映画館で観た。
この前が『ロボジー』(2012)で、
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『WOOD JOB! 〜神去なあなあ日常〜』(2014)も
『サバイバルファミリー』(2017)も未見。
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当時から
「映画なんか観てる場合か!」
+
かという判断基準で外れるハメに。
ただし『ダンスウィズミー』は、8/16公開直後の8/19に、
同時間帯に上映されていた
『アルキメデスの大戦』に競り負け、
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どうも上映回数から見ると、
劇場からすぐに消えそうなので、あわててみた。
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感想は、
「映画なんか観てる場合か?」
「今作らねばならない映画か?」
「今見なければいけない映画か?」
という判断基準からは外れるが、
監督が持ちあわせてもいない資質を期待してもしかたないので、
私は矢口史靖監督作らしくて満足しました。
矢口作品でハマったのは『スウィングガールズ 』(2004)で、
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その他の作品は、そこまで心酔しなかった。
で、『スウィングガールズ』のクレジット部分には、
出演者何人かごとの歌って踊る場面がある。
思えば矢口監督のミュージカル志向は、
この頃からあって、
『ラ・ラ・ランド』(2016/日本公開2017)あたりで刺激されて、
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今回の矢口史靖監督作ミュージカル、
『ダンスウィズミー』に行き着いたと推測される。
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だから、劇中でいきなり歌って踊り出すミュージカルの不自然さを、
まずは理由付けしないと、
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——という前提部分が、
いかにも矢口作品らしく語られる。
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そこらへんが、
徹底的な理詰めではなく、
いいかげんだったりバカらしかったりはするのだが、
この人にガチリアルを望んでもしかたないし、
面白さやクスリ笑いにつながったんだからいいんじゃないか、
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そもそもこの人に、
「今作らねばならない映画か?」
「今見なければいけない映画か?」
を望む方がどうかしてやしないか。
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主役の三吉彩花は手脚が長く、
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身のこなしも表情も好ましく、
見ていて飽きず、画面に引きこまれる。
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三吉彩花は、
『グッモーエビアン!』の試写の舞台挨拶で、
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生を目にした経験あり。
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彼女自体は、
歌の口パクが気になる程度で、
おおむね合格。
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彼女の少女時代を演じる子役が似ていないのが、ちょっとねえ。
これに気を遣った邦画なんて、
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『20世紀少年』の西山潤と唐沢寿明
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くらいしか思い浮かばず。
とにかく私は、
『ダンスウィズミー』を観たことを後悔してません。
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