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見ている間は、面白かったですよ。
内容はギッシリ詰まっていたし、なによりこれまで疑問だったことの多くに、結論(伏線の回収)やタネ明かしがあったから。
とはいえ、これにて、これまでの失態が帳消しってことにはならないというか、
思い返すやたちまち、
作劇やプロットのほころびめが見えて来て、
(元からほとんどなかった)信用や信頼は、ますます揺らいでしまうことに。
たとえば、森雪。
ユリーシャ(イスカンダル人)と生き写しだったのは単なる偶然で、
なんで似てなくちゃならなかったかと言えば、
話の中で、森雪=イスカンダル人疑惑を成立させるためだけ。
その生き写しの二人が、事故の衝突現場で、たまたま偶然に居合わせる。
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森雪がおぼえていた、中原中也の詩が、
真田と古代守の心の絆だったのも、単なる偶然。
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と、偶然の奇跡の二段重ね、三段重ねのムリがたたった上に、
ユリーシャが憑依した岬百合亜が、
ユリーシャとまるで似ていないのは、
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もうそのイスカンダル人疑惑が、ストーリー上必要じゃなくなったためで、
おまけに名前の「ゆりあ」が「ユリーシャ」と通じるのは、
単なる作り手側のシャレ。
はぁ…(タメイキ)
ことほど左様に、
ミステリーがミステリーとして成立しておらず、
本当にデスラー総統が暗殺されたと信じてる人なんて、誰もいないでしょ。
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だって最後に「来週も見てくれよな」なんて、本人が出て来ちゃうんだから。
と、またしても各話の感想に逆戻りしては元も子もないので、
ここいらで総評に移ると、
毎度唖然とさせられるのは、
危機的演出の下手くそさというか、
そもそも、
絶体絶命のサスペンスを盛り込もうと、
まるでしてないことに、
ホトホト呆れる。
8話で、シュルツ艦が犠牲になったコロナの脅威しかり。
13話の次元潜航艦も、
あと、何話か忘れたが、沖田の代わりに真田が指揮を執って、
左舷に機体を回収たちまち、ワープで逃げた回(15話?)とか、
くしくも今回の17話での、
中性子に身をさらす真田の危機まで含め、
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↑こんなの、真田が「こっちは策があるから大丈夫」って、あらかじめ古代と雪を安心させとけばいいだけのことじゃん。
とにかく、前段のサスペンスがないのに、
いきなり話のまとめに入って、違和感漂いまくることが多い。
私の高校教員時代、
3年生の受験生の担任で、小論文の添削をした。
免許は英語と美術だけだが、当時すでに模型誌のライターもやってたから、
ボランティアで添削したわけだが、
とにかく生徒の小論文は、のきなみボロボロだった。
ふだん文を書き慣れてないから、
課題の文字数に行き着くのが精一杯。
でもって、規定の文字数に達した途端に、
それまでの流れと無関係に、
あわてて話を切り上げている。
たとえば規定字数が400字だったら、
「100字書いた、あと300字」
「200字書いたぞ、よし、あと半分」を積み重ねて、
「やった! 400字に達したから、はいおしまい」で、
まともな論文になるわけがない。
反対に、規定の倍の800字ぐらい書いてから、
推敲して半分まで刈り込むぐらいで、ようやくまともな論文になる。
ってことを生徒に言ったら、
「アンタでも、たまにはまともなこと言うじゃないか」
と誉められた。エヘヘ(←おいっ!)
思うに「2199」は、プロット(脚本)を書き進めていったら、あとで読み直すことなく(推敲のプロセスがゼロで)、そのまま完成、なんじゃないの?
そんなだから、そもそもビーメラ星に立ち寄ったのは、食糧問題の解決のためだったのに、全然その件には立ち返らないで、話の先へ先へと暴走しちゃうんだよ。
来週は2話連続の1時間スペシャルで、
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再来週はお休みだとか。
今から楽しみです。(ウソ)
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見ている間は、面白かったですよ。
内容はギッシリ詰まっていたし、なによりこれまで疑問だったことの多くに、結論(伏線の回収)やタネ明かしがあったから。
とはいえ、これにて、これまでの失態が帳消しってことにはならないというか、
思い返すやたちまち、
作劇やプロットのほころびめが見えて来て、
(元からほとんどなかった)信用や信頼は、ますます揺らいでしまうことに。
たとえば、森雪。
ユリーシャ(イスカンダル人)と生き写しだったのは単なる偶然で、
なんで似てなくちゃならなかったかと言えば、
話の中で、森雪=イスカンダル人疑惑を成立させるためだけ。
その生き写しの二人が、事故の衝突現場で、たまたま偶然に居合わせる。
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森雪がおぼえていた、中原中也の詩が、
真田と古代守の心の絆だったのも、単なる偶然。
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ユリーシャが憑依した岬百合亜が、
ユリーシャとまるで似ていないのは、
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もうそのイスカンダル人疑惑が、ストーリー上必要じゃなくなったためで、
おまけに名前の「ゆりあ」が「ユリーシャ」と通じるのは、
単なる作り手側のシャレ。
はぁ…(タメイキ)
ことほど左様に、
ミステリーがミステリーとして成立しておらず、
本当にデスラー総統が暗殺されたと信じてる人なんて、誰もいないでしょ。
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だって最後に「来週も見てくれよな」なんて、本人が出て来ちゃうんだから。
と、またしても各話の感想に逆戻りしては元も子もないので、
ここいらで総評に移ると、
毎度唖然とさせられるのは、
危機的演出の下手くそさというか、
そもそも、
絶体絶命のサスペンスを盛り込もうと、
まるでしてないことに、
ホトホト呆れる。
8話で、シュルツ艦が犠牲になったコロナの脅威しかり。
13話の次元潜航艦も、
あと、何話か忘れたが、沖田の代わりに真田が指揮を執って、
左舷に機体を回収たちまち、ワープで逃げた回(15話?)とか、
くしくも今回の17話での、
中性子に身をさらす真田の危機まで含め、
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↑こんなの、真田が「こっちは策があるから大丈夫」って、あらかじめ古代と雪を安心させとけばいいだけのことじゃん。
とにかく、前段のサスペンスがないのに、
いきなり話のまとめに入って、違和感漂いまくることが多い。
私の高校教員時代、
3年生の受験生の担任で、小論文の添削をした。
免許は英語と美術だけだが、当時すでに模型誌のライターもやってたから、
ボランティアで添削したわけだが、
とにかく生徒の小論文は、のきなみボロボロだった。
ふだん文を書き慣れてないから、
課題の文字数に行き着くのが精一杯。
でもって、規定の文字数に達した途端に、
それまでの流れと無関係に、
あわてて話を切り上げている。
たとえば規定字数が400字だったら、
「100字書いた、あと300字」
「200字書いたぞ、よし、あと半分」を積み重ねて、
「やった! 400字に達したから、はいおしまい」で、
まともな論文になるわけがない。
反対に、規定の倍の800字ぐらい書いてから、
推敲して半分まで刈り込むぐらいで、ようやくまともな論文になる。
ってことを生徒に言ったら、
「アンタでも、たまにはまともなこと言うじゃないか」
と誉められた。エヘヘ(←おいっ!)
思うに「2199」は、プロット(脚本)を書き進めていったら、あとで読み直すことなく(推敲のプロセスがゼロで)、そのまま完成、なんじゃないの?
そんなだから、そもそもビーメラ星に立ち寄ったのは、食糧問題の解決のためだったのに、全然その件には立ち返らないで、話の先へ先へと暴走しちゃうんだよ。
来週は2話連続の1時間スペシャルで、
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再来週はお休みだとか。
今から楽しみです。(ウソ)