これ(実写版・峰不二子2018・ルパン三世PART5〈その3〉 )の続き。
まずは前回までの捕捉。
ルパンがP.38をチンピラの口に突っ込んでいるカットをよく見ると
シグナルピンが飛び出していません。
これはチャンバーに弾が装填されていない事を示していますが、
それをあらかじめ視聴者に示しておくとは心憎い演出ですね。
次にボートに寄り掛かって(腰かけて)
会話からの銃撃シーンについて。
ボートの陰に隠れた際に何らかのアクションをしているはずです。
すぐに思い付くのは懐からP.38を抜く。
ですけど、もしもこのあとにスライドを引いて弾倉からチャンバーに送弾していたとしたら……
チンピラとボートのシーンに矛盾は生じません。
ルパンは常にP.38のチャンバーには弾を装填していない。
撃つのはどうしても必要な時だけ。
——というわけで、
私は銃に疎(うと)いため、
立てていた仮説、
あらかじめルパンは予測していた「これから起きる出来事」に備えて弾ごめや弾抜きをしていた、
とまでは言い切れないようです。
ここからが今日の本題。
歴代ルパンの列挙で始まったPART5が、
新展開に突入。
「PART4」でうまくいかなかった反省が生かされ、
色々と改善が見られる。
第4話「銭形の誇りと砂漠の埃」
2018/4/25
現代の若者は総じて、
なんでもネットとスマホ、タブレットで解決するのがあたりまえになりすぎ、
実生活の体験が乏しいが、
それでは現実を生きていることにならない。
という主旨は、
いみじくも、『レディ・プレイヤー1』と同じで、
かなりまとも。
『レディ〜』の日本公開が、2018/4/20
ルパン第4話の放送が5日後の2018/4/25
なのも、因縁深い。
第5話「悪党の覚悟」
2016/5/2
前回のラストで、
確かに脳を撃ち抜かれて、
死んだとしか思えないルパンを、
どう説明するか。
(答:ネタバレ 赤字表示)
AR(拡張現実)だった。
(ネタバレ終わり)
第1話からこの第5話までで、ひとくくり。
「エピソードⅠ」の終了だとか。
CM前後のアイキャッチの時の「ルパン・トロワ」もそうだが、
どうして英仏ゴッチャなのか。
フランス語なら、「リュパン・トロワ」
同様に、「おしまい」をFin(.)とするなら、
Episodeも、épisode(エピゾッド?)ではないのか?
第6話「ルパン VS 天才金庫」
2018/5/9
今回は一話完結。
1977年10月3日〜1980年10月6日
↓6話の前フリ。ジャケットの色は意図的に赤から変えているようだ。
1984年3月3日〜1985年11月6日
ドラマエッセンスをまとめ、
昨今のひたすら「緑ジャケルパン」
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なつかしい脱力ゆるキャラ系をあえて再現。
「ルパン三世」だけでなく、
東京ムービー(現トムス)伝統の
「天才バカボン」
1971年9月25日〜1972年6月24日
等の他愛ない昭和ギャグアニメの雰囲気まで再現。
話もハチャメチャのようで、
それなりに筋が通っている。
らしいが、
こちらはさっぱりピンと来ず、
そこは感心しなかったし、
まさか「PART5 エピソードⅡ」は、
ずっとこの調子でやっていくのかと思ったが一話完結。
それなら目くじらを立てるまでもないし、
1本ぐらいならこういうのもアリなんでは?
ひたすらデカ乳の強調された峰不二子は、
第6話では若く生き生きと、カワイク描かれていました。
そういやPART5のエンディング歌、
やけに不二子の声に似せてるな
と思ったら、
↓大野雄二と。
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前回「PART4」の石川さゆりがヒントなんだろう。
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